静岡県内の全警察署の特殊詐欺などを扱う生活安全課長を集めた会議が16日、静岡県警本部で開かれました。 静岡県警 津田隆好本部長:「特殊詐欺では警察官等を語り、テレビ通話を悪用して、偽の逮捕状等を示すなど、その手口がより巧妙化・多様化しているほか、50代以下の若年層の被害も多く、高齢者のみならず、幅広い年代の危機意識等を醸成することが急務であります」 16日午後、県警本部で開かれた会議には、県内28の警察署の生活安全課長ら80人が集まりました。県警によりますと、県内の特殊詐欺の被害額は5月現在で9億円超、投資型ロマンス詐欺でも7億円を超え、津田本部長は課長らに迅速な捜査のほか、関係機関などと緊密に連携し、犯罪の特徴を正しく県民に伝える広報啓発活動の推進などを指示しました。