関東で相次ぐ、闇バイトが発端とみられる強盗事件。 21日には、九州とほど近い山口県でも、関東地方の少年3人が強盗予備の疑いで逮捕されました。 福岡市早良区でも今月に入り、大手の通信事業者を名乗る不審な男が突然自宅を訪れ、家が留守の時間を尋ねてきたという相談が警察に相次いでいます。 警察は、何らかの犯行の下見の可能性もあるとみて、注意を呼びかけています。 警察によりますと、福岡市早良区の百道や高取で今月中旬、一戸建て住宅に大手の通信事業者を名乗る不審な男が突然自宅を訪ねてきたという相談が相次ぎました。 いずれも男は「電柱から線を引く工事をする」と話し、「車はいつ使うのか」「いつ留守にするのか」などと、住人が不在にする状況を聞き出そうとしました。 住人が男に社員証の提示を求めると、「ない」と拒否されたということです。 男の年齢は20代~30代でした。 警察は、何らかの犯行の下見だった可能性もあるとみていて、不審な訪問者が訪れたときには「身分証等を必ず確認する」「安易に個人情報を話さない」などと注意を呼び掛けています。