日大アメフト部の後継が有観客でオープン戦 薬物問題以降で初

薬物問題で廃部となった日本大アメリカンフットボール部の後継組織「アメリカンフットボール有志の会」が18日、川崎市内で法政大と観客を入れてオープン戦を行った。対外試合の一般公開は薬物問題が起きて以降、初めて。 スタンドには多くの保護者やファンが集まった。日大側のスタンドではチームカラーである赤色のバルーンをたたき、選手たちに声援を送った。日大が攻守で法政大を圧倒し、41―0で快勝した。 日大は2023年に大麻所持の疑いによる複数部員の逮捕などを受け、同年12月付で廃部が決まった。24年度は薬物検査や誓約書への署名などの条件を満たした元部員や新入生らが、「有志の会」として活動を続けている。 今年2月には関東学生連盟に加盟を申請し、認められれば公式戦の出場が可能となる。【玉井滉大、牧野大輔】

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