9月、北海道喜茂別町の国道でスピード違反の発覚を免れようと、車のナンバープレートを改造した男が逮捕されました。 道路運送車両法違反、道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区澄川4条2丁目に住む25歳の会社員の男です。 男は9月2日午後6時前、喜茂別町の国道230号線を、ナンバープレートを改造した車で札幌方向に走行し、制限速度が時速60キロの道路を、34キロ超過の時速94キロメートルで走行した疑いがもたれています。 当時、警察は国道230号線で可搬式の速度違反取り締まり装置による取り締まりを行っていて、男が乗る車を検知。 しかし、男が乗っていたスポーツカーは、ナンバープレートを前傾させ、装置が判別できないように改造されていました。 警察は、わずかに写ったナンバー情報や男の顔から、男を割り出し裏づけ捜査を進め、事件から1か月後の10月3日、男を逮捕しました。 取り調べに対し、25歳の会社員の男は「スピード違反したことは間違いない」「オービスでの発覚を逃れるために隠した」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、車両を改造したいきさつなどについて調べを進めています。