飼い犬のピットブルを放し飼いの状態で散歩させたなどとして、六代目山口組傘下組織の組長ら男3人が逮捕されました。 名古屋市動物の愛護及び管理に関する条例違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・六代目山口組傘下で2次団体の組長(75)ら男3人です。 警察によりますと、3人は共謀の上、先月、名古屋市中区の路上や公園内で、共同で所有・管理する飼い犬1頭をリードをつけない状態で散歩させるなどした疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。 3人が飼っていたのは、2歳4ヵ月のピットブルのメスで、近隣住民から「犬に追いかけられた」といった相談が寄せられていたということです。 名古屋市の条例では、飼い主は人の生命、身体、または財産に害を加えるおそれのない方法で、飼い犬を常につないでおくよう規定されています。 警察は、ピットブルが組の事務所で飼われていたとみて、飼育実態などを詳しく調べています。