ドラレコ新映像…猛スピードで衝突すれすれの逆走車 逮捕のペルー国籍の男 新名神高速道路上で“Uターン”か【news23】

「わ! え? 逆走?」 10キロ以上続いたとみられる逆走。 青い車はワイパーを動かし、ヘッドライトを点滅させながら走ります。 2台の車がとっさにハンドルを切って、衝突を回避。 私たちは、この白い車のドライブレコーダーの映像を入手しました。 「えー!」 「え? は? やばい! こわ!」 「電話した方がよくない? 警察に」 追い越し車線の前方に「何か」が見えてから、わずか3秒後に、かなりのスピードで走り抜けていたことがわかります。 20日午後、送検されたペルー国籍で滋賀県長浜市に住む会社員、ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)。三重県の新名神高速を逆走し、車2台とぶつかる事故を起こしたにもかかわらず、そのまま逃げた疑いで、19日、逮捕されました。 車は事故現場から20キロほど離れた三重県内の住宅街で発見。男は1人で滋賀県の長浜警察署に出頭しました。 容疑者の家族を知る人 「(容疑者は)2年前に一度、ペルーに帰国して、いつ(日本に)帰ってきたかは分からない。噂では全国を転々と現場仕事をしているので、住所だけおいていたという感じ」 警察によりますと、男は少なくとも5年前に日本の運転免許への切り替えを済ませていたということです。 また、男は事故を起こす前、高速道路の本線上でUターンし、逆走を始めた可能性があることもわかりました。 この事故では4人がけがをしていて、警察は、より罪の重い、危険運転傷害容疑での立件も視野に捜査しています。

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