旭琉会の会長と北谷漁協長逮捕 宿泊者を偽り予約、暴力団関係者を泊めた疑い 沖縄県警

那覇署と県警組織犯罪対策課は20日、県外の暴力団関係者を宿泊させるため、暴力団関係者の宿泊を禁止している宿泊施設を代理でインターネット予約したとして、電子計算機使用詐欺容疑で指定暴力団旭琉会2代目会長の容疑者(70)=沖縄市=と、北谷町漁業協同組合長とその妻=同町=を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、いずれの認否も明らかにしていない。 逮捕容疑は2023年3月、共謀して容疑者の関係者である暴力団関係者を宿泊施設に泊めるために宿泊者を漁協組合長夫妻とする偽の予約をするなどした疑い。 県警は、当時旭琉会理事長兼三代目富永一家総長だった容疑者が、親交のあった県外の複数の暴力団関係者が来県するに当たり、知人の漁協組合長にネット予約を依頼したとみている。 県警によると、同年3月下旬に組合長の妻が夫妻を宿泊者とする偽の情報で宿泊を予約。4月中旬に組合長の妻がネット予約で入手したQRコードを使ってチェックインし、実際に暴力団関係者が宿泊したという。

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