東京・新宿区の青果店で働く従業員に対し、およそ1年にわたり「シャッターの開け閉めがうるさい」などと脅迫を繰り返したとみられる暴力団組員の男が逮捕されました。 脅迫の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団住吉会系暴力団組員の中谷繁夫容疑者(67)で、先月12日、新宿区歌舞伎町にある青果店で、70代の男性従業員に「撃ち殺すぞ、この野郎」「てめえなんか殺すの簡単なんだ」などと怒鳴りつけ、脅迫した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、中谷容疑者はおよそ1年前から、この青果店で働く複数の従業員に対し、「シャッターの開け閉めがうるさい」「お前ら許さないからな。最終通告だぞ」などと脅す発言を繰り返し行っていたとみられるということです。 取り調べに対し、中谷容疑者は「何のことだか正直よくわかりません」と容疑を否認しています。