サンディエゴ、カリフォルニア州、5月21日 (AP) ― 米西海岸カリフォルニア州のサンディエゴ国際空港で5月20日午前8時45分頃、離陸直前のハワイアン航空機で爆発の可能性があるとの通報があり、男が1人逮捕された。 サンディエゴ空港警察によると、ホノルル行きエアバスA330型機がゲートを離れた直後に、「乗客の1人が機内に爆弾がある可能性を告げたと、乗務員の1人がキャプテンに伝えた」という。 キャプテンは警察とSWATに通報。ハワイアン航空15便に搭乗していた293人全員が避難し、バスで安全な場所に運ばれ、FBIが機内を捜索したが、不審なものは何も見つからず、乗客への脅威もなかったという。 ハワイアン航空は声明で、「乗客が当社の航空機の安全を脅かす発言を耳にした」とし、機長は念のため当局に通報したと述べた。 サンディエゴ空港広報によると、逮捕者が1人出たということだが、容疑者や容疑の可能性についての情報はない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)