無免許でひき逃げ、後輩に身代わり依頼 神戸、30歳の男2人を容疑で逮捕

無免許でひき逃げをし、後輩に身代わりを依頼するなどしたとして、兵庫県警生田署は23日、自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)、犯人隠避教唆の疑いで、神戸市長田区に住む建設業の男(30)を逮捕した。同乗者の男(30)=同市西区=も犯人隠避の疑いで同日、逮捕された。 運転の男の逮捕容疑は1月24日午前1時40分ごろ、無免許で軽ワゴン車を運転し、神戸市中央区中山手通1の路上で女性(24)と衝突する事故を起こし軽傷を負わせたがそのまま逃走し、アルバイトの男性(19)に身代わりになるよう依頼した疑い。調べに「あまり覚えていません」と容疑を否認している。同乗の男は黙秘しているという。 同署によると、三宮の繁華街「東門街」で、男らが乗る軽ワゴン車が前方を歩いていた女性に接触し、女性は右膝打撲の軽傷を負った。男らは、救護することなくその場を離れ、同乗の男が呼んだアルバイト男性に運転させ現場に戻った。運転の男は車内から立ち去っていたという。事故の約1カ月後に同署に情報提供があり、事件が発覚した。

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