青森市の国道交差点で5月13日、自転車に乗った女子高校生を車ではねてけがをさせたまま逃げたとして、警察は、青森市民病院に勤める看護師の男を逮捕しました。男は警察の調べに、容疑を一部否認しています。 逮捕されたのは、青森市民病院の看護師で青森市旭町一丁目に住む髙村泰輝 容疑者(39)です。 髙村容疑者は5月13日午前8時過ぎ、乗用車を運転していたときに青森市浜田の国道103号の交差点で、自転車に乗っていた女子高校生をはねて軽いけがをさせたまま逃走した、過失運転傷害などの疑いが持たれています。 警察によりますと、現場は信号機のある交差点で、髙村容疑者は赤信号で交差点に入り、左から来た女子高校生をはねて逃げたと見られています。 警察の調べに対し、髙村容疑者は「事故でけがはさせたが、逃げてはいない」という趣旨の供述をして、容疑を一部否認しているということです。 青森市民病院によりますと、髙村容疑者は事件当日は非番でした。 今回の件を受けて青森市の西 秀記市長は「信頼を損なったことを心からお詫び申し上げます。事件の詳細を確認し厳正に対処します」とコメントしています。