元勤務先の会社からおよそ4億円を横領したとして男が逮捕された事件で、男が預金残高の数字を書き換えていたとみられることが新たに分かりました。 兵庫県西宮市の男(61)は2024年4月から11月、元勤務先の製菓会社の預金口座から、およそ3億9000万円を横領した疑いで23日朝送検されました。 関係者によりますと、男は会計システムの数字を操作し、残金が減っていないよう偽装したとみられるということです。 男は当時経理業務全般を1人で担当していたということで、警察は奈良容疑者が犯行の発覚を免れようとシステムを書き換えたとみて調べています。