新幹線チケット不正購入容疑 中国人ら2人逮捕、同様被害8億円超 背後に転売組織関与か・警視庁

他人のクレジットカードで新幹線のチケットを購入し転売したとして、警視庁犯罪収益対策課は24日までに、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の疑いで、中国籍の男(33)とベトナム国籍の女(28)を逮捕した。 2人に面識はないが、同様の被害は1~8月で約8億7千万円に上る。同課はチケットショップなどに注意を呼び掛けるとともに、背後に転売組織があるとみて調べる。 男の逮捕容疑は8月5日、不正に入手した他人のクレジットカード情報を使い、鉄道会社のサイトで新幹線のチケット18枚(計約24万5000円)を購入した疑い。女の逮捕容疑は7月17日、同様の手口で、チケット38枚(計約46万2000円)を購入した疑い。

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