警棒やナイフを持ってマンションに侵入か トクリュウグループのトップの21歳男ら逮捕 愛知と大阪のグループが抗争の可能性

今年4月、東大阪市のマンションにナイフや警棒のようなものを持って集まったとして、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)グループのトップの男ら4人が逮捕されました。 邸宅侵入と凶器準備集合の疑いで逮捕されたのは、愛知県名古屋市の無職で、トクリュウグループ「ブラックアウト」のトップ、タキワキ・マサキ・ラサイ容疑者(21)と、メンバーとみられる男3人です。 タキワキ容疑者らは、今年4月、東大阪市内のマンションに、メンバーとみられる人物らと十数人で、警棒やナイフのようなものなどを持って侵入した疑いが持たれています。 警察は認否を明らかにしていません。 警察によりますと4月18日、「友達が連れて行かれた。東大阪市内のマンションの一室にいる」と匿名の通報があり捜査をしましたが、電話の内容の事実は確認されませんでした。 捜査を続けていたところ、2日後の早朝、マンションの防犯カメラに、バンダナやマスク姿、フードを深く被るなどしたタキワキ容疑者ら十数人が凶器を持ってマンションに侵入する姿が映っていたということです。 トクリュウグループ「ブラックアウト」は愛知県内で活動するグループで、大阪のトクリュウグループと何らかのトラブルになっていたとみられます。 警察はグループ同士の抗争の可能性もあるとみて詳しく調べるとともに、残りのメンバーの行方を追っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加