「大宮界隈」と呼ばれるJR大宮駅周辺に集まる若者のコミュニティで「先生」などと呼ばれていた32歳の男が、10代の女性に性的暴行を加えたとして逮捕されました。 不同意性交と監禁の疑いで逮捕されたのは、さいたま市北区の無職・飯田光仁容疑者(32)で、今年3月9日の午後6時ごろ、さいたま市大宮区内の商業施設の多目的トイレに都内の10代の女性を監禁し、性的暴行を加えた疑いがもたれています。 飯田容疑者は、JR大宮駅周辺に集まる「大宮界隈」と呼ばれる若者のコミュニティで、「先生」や「おぢ」などと呼ばれていて、被害を受けた女性と面識があったということです。 取り調べに対して、飯田容疑者は「性的暴行したことに間違いない」と容疑を認めているということです。 女性が警察署を訪れ、「トイレで性的暴行を受けた」と被害を訴えたことから事件が発覚しましたが、警察によりますと、ほかにも「大宮界隈」を出入りしていた複数の女性から飯田容疑者から性的被害を受けたなどとする相談を受けているということで、余罪を捜査しています。