26日夜、北九州市小倉北区の自宅で53歳の妻の腕を蹴り、「殺すぞ」などと言って妻が座るソファに包丁を突き刺して脅迫したとして、51歳の会社役員の男が逮捕されました。 男は携帯電話を無くしていて妻に電話を借りようとしたところ断られたため、犯行に及んだとみられています。 暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは小倉北区に住む51歳の会社役員の男です。 会社役員の男は26日午後10時40分ごろ、自宅で53歳の妻の右腕を蹴ったうえ、妻に包丁を突き付けて「殺すぞ」などと言って妻が座るソファーを包丁で突き刺したり切り裂いたりして脅迫した疑いが持たれています。 53歳の妻にけがはありませんでした。 警察によりますと、携帯電話を無くしたことに気付いた会社役員の男が妻に携帯電話を借りようとして拒否され、押し問答となった末に台所から包丁を取り出したとみられています。 取り調べに対し51歳の会社役員の男は「妻と些細なことで口論となり、妻が座っていたソファに包丁を突き付けたりはしましたが、妻の右腕を蹴ったり妻に包丁を突き付けたり『殺す』などとは言っていません」などと話し、容疑を一部否認しています。