ゲームアカウント売買サイトに成りすました偽サイトを作成し、インターネット上で閲覧可能にしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は不正アクセス禁止法違反の疑いで、東京都江戸川区東葛西、無職、伊藤将吾容疑者(20)を逮捕した。容疑を認めている。 サイバー犯罪対策課によると、サイトはIDやパスワードを入力させて盗み取る「フィッシング」目的で作成されたとみられる。伊藤容疑者はゲームアカウント売買サイトに架空出品した上で、購入希望者と連絡を取り合い、偽サイトに誘導。そこで得たIDとパスワードなどを使い購入者になりすまして売買を行っていた疑いもあるという。 同課はこのサイトで、これまでに小学5年~高校3年の男性6人程度が被害に遭い、約10万円をだまし取られていた可能性があるとして、捜査を進めている。 逮捕容疑は4月4日、ゲームアカウント売買サイトに似たフィッシングサイトをインターネット上に設置したとしている。