テレビ朝日では、5月29日に「カンペ劇場」第2弾として、上田竜也主演の「潜入バーテンダー《前編》」(深夜1:26)を放送。さらに、前編のオンエア直後に、TELASAにおいて後編の独占配信がスタートする。 2024年8月に放送され話題になった、カンペ(カンニングペーパー)が出るドラマ=「カンペ劇場」がテレビ朝日で復活。 「カンペ劇場」は、脚本はほぼ完成しているものの、セリフはところどころ未定だ。撮影現場に派遣された芸人がカンペを出してセリフの穴を埋め、演じる役者たちは即興でそれに応えなくてはいけない。 今回の「潜入バーテンダー」は、麻薬取引の現場となっているといううわさがあるバーへの潜入捜査を描いたサスペンス。上田は主人公である潜入捜査官・久米一真を演じる。 さらに、潜入先のバーのマスター・佐鳥響役には第1弾から引き続きの出演となるシソンヌ・長谷川忍、バーへやって来る怪しげな女性客・黒木仁香役には連続ドラマでの主演経験もある3時のヒロイン・福田麻貴、そして薬物目的で来店したチンピラ・松香蘭役を「オフライン ラブ」(Netflix)で注目を集めている話題の若手俳優・島村雄大が務める。 一方、カンペを出す側には、天竺鼠・川原克己、友田オレ、Aマッソ・加納、ランジャタイ・国崎和也といった芸人たちが登場。4人の大喜利芸人たちが脚本の穴埋めに挑み、上田を好き放題に操りまくる。上田演じる久米がバーに潜入する際の面接シーンや、客の仁香とのやりとりのシーンなど、ドラマのさまざまな局面で差し込まれるカンペが、物語と登場人物たちをかき回す。 前編では、予想外のカンペを次々と出され、まさかのセリフを連発することになった上田。地上波での放送終了直後にTELASAで独占配信がスタートする後編は、久米(上田)が麻薬取引の証拠を探し出そうとしているところをバーのマスター・佐鳥(長谷川)に見つかってしまう……という緊迫のシーンで幕を開ける。 佐鳥の「なぜこんな時間にここに?」という追及をうまくかわし、「疑って悪かったな」というセリフにつなげるべく、天竺鼠・川原&友田から上田にカンペが出されていく。徐々に追い込まれていく上田だったが、ふとしたきっかけから、なぜか形勢逆転。長谷川が追い込まれ、不本意ながらも自らプライベートを暴露してしまうことに。 さらにその頃、別の場所では、黒木(福田)と松香(島村)が対峙(たいじ)。こちらも緊迫した雰囲気が続く中、Aマッソ・加納&ランジャタイ・国崎からのカンペ指示を受けた福田にとんでもない出来事が起きる。そんな中でも、福田が「カンペ劇場」史に残る、名演技を連発し……? そして迎えるクライマックス。ようやく佐鳥を追い詰めた久米にまさかの悲劇が!? 果たして久米は佐鳥を逮捕することができるのか? そして潜入捜査官の運命はいかに!?