「車を試乗するため」37歳男は暴れるなど容疑否認 現場から猛スピードで逃走する姿も…足立区11人死傷ひき逃げ事件

東京・足立区の国道で車が暴走。歩道に突っ込むなどして80代の男性と20代の女性が死亡、9人が重軽傷を負った。 停車した青いトラックに白いセダンが追突。その直後、急いで車を降りて猛スピードで逃走する姿がドライブレコーダーに記録されていた。 目撃した人は「ジョギングなどとは全然違う。逃げているという印象でした。走るスピードもすごい速かった」と話す。 事故を起こした車は近くの自動車販売店から盗まれたもので、店側は警察に通報していた。男は「車を買いたい」とこれまでに3度来店していたという。 警視庁は販売店から車を盗んだ疑いで、現場近くに住む足立区の職業不詳の男(37)を逮捕した。 捜査関係者によると、死亡した女性とぶつかる前、車は赤信号を無視し、時速約70キロで横断歩道に侵入したとみられていて、ブレーキランプは点灯していなかったという。 男は「盗んだわけではなく、車を試乗するために4号線を走りました」と容疑を否認している。取り調べ中、暴れたり会話がかみ合わなかったりするということで、警視庁は事故を起こした経緯を慎重に調べている。 (『ABEMA的ニュースショー』より)

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