被害額は30億円に上るとみられるか 架空の投資話を持ちかけ、現金3000万円を知人男性からだまし取った疑いで東京都のスタイリストの男逮捕 山口県下関市

架空のグッズの製造資金を出資する名目で、現金3000万円をだまし取ったとして、芸能人のスタイリストを務めていた男が逮捕されました。 男は愛知県でも同様の事件で逮捕されていて、警察で関連を調べています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都の会社役員三好文弘容疑者(46)です。 三好容疑者は「BUN」の名前で、芸能人のスタイリストをしていました。 警察によりますと三好容疑者は2023年7月、知人で下関市に住む会社の代表取締役の男性に、「芸能事務所からのグッズ製造を受けたいが資金が足りない」「3000万円出資してもらいたい」「15%の利息を付けてもいい」などとうそを言い、現金3000万円を振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに「借りたことは間違いないが、どのような名目かは覚えていない」と容疑を否認しています。三好容疑者は同様の投資話で金をだまし取ったなどとして、これまでに2度愛知県警に逮捕され、詐欺の罪で起訴されています。 愛知県警の調べでは、三好容疑者は投資話を30人以上に持ちかけ、被害額は30億円に上るとみられます。 山口県警は、一連の詐欺事件との関連も視野に、事件のいきさつなどを調べています。

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