5月28日、千葉県松戸市の住宅で生後4か月の長男を殺害したとして、逮捕された33歳の母親の身柄が29日、千葉地検に送られました。 千葉県警によりますと、松戸市河原塚の会社員、福井未紗容疑者は28日、生後4カ月の長男、暁人ちゃんを自宅の浴槽内で溺死させたとして逮捕され、29日送検されました。 千葉県によりますと、福井容疑者は事件前日、児童相談所虐待対応ダイヤルの「189」番を通じて、柏児童相談所に電話し、育児の辛さや自身の体調不良を相談していました。 28日に児相の職員が家庭を訪問することを約束していましたが、訪問する前に事件が起きてしまったということです。 県は対応に「問題はなかった」としていますが、今後、経緯を検証することにしています。 福井容疑者は調べに対し、「育児していく自信がなくなった」と供述し、容疑を認めているということです。