末端価格7250万円以上のコカインを密輸しようとしたとして、ペルー国籍の男2人が逮捕されました。 麻薬取締法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、愛知県豊橋市と滋賀県栗東市に住む、いずれもペルー国籍の男2人です。 警察や中部空港税関支署によりますと、2人は4月8日、他の者と共謀し、営利目的で相当量のコカインを密輸しようとした疑いが持たれています。 密輸の実行役の男は容疑を認めている一方、指示役とみられる男は「自分は関係ない」と容疑を否認しています。 実行役の男は、プロテインと主張する食品にコカインを混ぜた粉末を57袋に分けて、リュックサックやキャリーケースなどに入れて入国しようとしていました。 見つかった粉末はおよそ29キロで、うちコカインは少なくとも10%程度、末端価格でおよそ7250万円にのぼるということです。 警察は組織的な犯行とみて、実態解明を進めています。