サポート詐欺疑いで6人逮捕 日印捜査、被害1億8千万円

警察庁は30日、パソコン画面に虚偽の警告を表示させ、金銭をだまし取る「サポート詐欺」に関する国内の被害情報をインド当局に提供し、現地当局が詐欺に関与した疑いでインド人の20代男6人を逮捕したと発表した。日本では2023年8月~今年2月までに28都道府県の約200人がこのグループによるとみられる被害に遭い、被害総額は約1億8千万円。 サポート詐欺は、パソコンでインターネットサイトを閲覧中に、ウイルスに感染したとするうその画面を表示させたり、警告音を鳴らしたりして画面に記載された窓口に電話をかけさせるなどし、サポート名目で金銭をだまし取る手口。インド当局がこのグループの関係先19カ所を捜索し、29日までに6人を逮捕。日本語を使い被害者と電話でやりとりしていたとみられるコールセンター担当も含まれる。 このグループは米IT大手マイクロソフトの社員らを装って電子マネーや暗号資産(仮想通貨)を詐取した疑いがある。

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