8月31日、大阪市西成区のスーパーマーケットで、店員に包丁を突きつけ金品を奪おうとしたとして、77歳の無職の男が強盗未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 現行犯逮捕されたのは住居不詳、無職の田中勝二容疑者(77)です。 警察によりますと、田中容疑者は31日午前11時半ごろ、西成区のスーパーで、ウィスキーやうどん、菓子など7点、あわせて767円の支払いを求められたところ、店長(35)に無言で刃渡り15.7センチの包丁を突きつけて、金品を奪おうとした疑いが持たれています。 田中容疑者は店長に取り押さえられ、駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。店長にケガはなかったということです。 警察の取り調べに対し、田中容疑者は容疑を認めていて、「きのう同じスーパーで買い物をしたときに会計金額をぼったくられたからです。だから、私は店員に腹が立っていて、会計せずに包丁をつきつけました」と供述しているということです。 警察は田中容疑者の供述が事実かどうかについても調べています。