精神疾患を装って入院し、保険会社から1300万円あまりの保険金をだまし取ったとして、自称・会社役員の男ら5人が逮捕されました。 警察は組織的な違法行為を繰り返していたとみて余罪を調べています。 詐欺の疑いで逮捕された、札幌市の建設・警備会社「M’s」の自称・会長、武藤健太郎容疑者は2021年10月ごろ、ほかの男4人と共謀のうえ、1人を統合失調症と偽って入院させ、生命保険会社から保険金およそ1365万円をだまし取った疑いがもたれています。 武藤容疑者が主犯格とみられていますが、5人の認否は明らかになっていません。 また、警察は28日、別の事件でも「M’s」の社員ら5人を逮捕していて、武藤容疑者らが組織的な違法行為を繰り返していたとみて、匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」との関連についても調べています。