子ども見守りGPSでストーカーか 46歳男、20代女性の自転車に

20代女性へのストーカー規制法違反と殺人未遂の疑いで男(46)が大阪府警に逮捕された事件で、女性の自転車に子どもの見守りに使われるGPS発信機が取り付けられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。府警は男がGPSを悪用してつきまとい行為を繰り返していたとみて詳しく調べている。 府警などによると、男は女性のアルバイト先の常連客で、堺市北区の自営業三宅健史容疑者。三宅容疑者は4月、女性につきまとったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕され、今月起訴された。その後、府内のマンションに侵入し女性を階段から落としたとして、殺人未遂容疑で再逮捕された。 調べに「女性からSNSをブロックされたことに腹が立った」と供述し、「女性の自転車にGPSをつけている」と説明。捜査関係者によると、GPSは子どもの見守りに使われる発信機で、自宅やアルバイト先に女性が近づくと、三宅容疑者のスマートフォンに通知が来るように設定されていたという。(宮坂知樹、岡田真実)

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