女性の遺体を自宅に放置したとして、大阪府警は31日、大阪府松原市立部5丁目のアルバイト中島千鶴子容疑者(52)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。府警は遺体は中島容疑者と同居していた80代の母親とみて身元確認を進めている。 松原署によると、中島容疑者は昨年6月以降、自宅の府営住宅の一室に女性の遺体を遺棄した疑いがある。 中島容疑者の母親の姿がしばらく見えず、近隣住民が尋ねても中島容疑者は「母は家で寝ている」「元気だ」と答えていたといい、不審に思ったこの住民が30日午後7時半ごろ、中島容疑者宅を訪れて、台所でうつぶせで倒れている遺体を見つけ、110番通報した。 中島容疑者は「母は昨年6月ごろに体調を崩して亡くなった。わかっていて(遺体を)そのままにした」「お金がなくて届け出をしなかった」と話しているという。(松尾葉奈)