女子高校生に対する殺人などの罪に問われている女の裁判員裁判で、共謀したとして同じ罪で起訴された内田梨瑚被告が証人として出廷しました。 当時19歳だった被告の女は、去年4月、内田被告とともに留萌の女子高校生を 車で監禁して旭川のつり橋に連れて行き、橋から川に転落させて殺害したとして、 殺人などの罪で逮捕・起訴されています。 きょうの裁判では、内田被告が検察側の証人として出廷し、裁判長から求められた宣誓を拒否した上で、「同じ内容の裁判を控えているので話したくありません」と理由を説明しました。裁判長からは「宣誓は義務であり、拒むと制裁を受ける可能性がある」と伝えられましたが、態度を変えなかったため、およそ5分で退廷を命じられました。 一方、当時19歳だった女はこれまでの裁判で起訴内容を認めていて、弁護側は「内田被告が押して、被害者が落ちた」などと主張しています。 女の裁判は今月7日に判決が言い渡される予定です。