ソウルの地下鉄で、5月31日に発生した放火事件で逮捕された容疑者の男が、「離婚訴訟の結果に不満があった」などの供述をしていることが分かりました。 5月31日午前8時半すぎ、ソウルの中心部を走る地下鉄の車内で、60代の男が油類の入った容器を持ち込み、ライターで火をつけ火事になりました。 乗客の約400人がトンネルを通って避難し、約20人が煙を吸うなどして病院に搬送されましたが、いずれも軽傷でした。 韓国メディアによりますと、現行犯逮捕された容疑者の男は警察に対し、「使ったガソリンは、約2週間前に自宅近くのガソリンスタンドで買った」と供述しているということです。 また、動機については「離婚訴訟の結果に不満があった」などと話していると伝えられています。（ANNニュース）