「子供を返して」アルコール消毒液飲もうと女が児童相談所で暴れていた…児童福祉施設職員殺人【佐賀県】

5月31日、佐賀市の児童福祉施設で女性職員が28歳の女に包丁で胸や腕を切られるなどして死亡した事件で、5月13日、容疑者の女が児童相談所で「子供を返して」などとトラブルを起こしていたことが分かりました。 5月31日午後5時半すぎ、佐賀市の児童福祉施設で入所している娘に会いに来ていたと見られる平田ミル容疑者(28)が、50代の女性職員を胸や腕を複数回切りつけたり刺したりなどして殺害した事件。 県によりますと児童相談所は5月12日、通報を受けて平田容疑者の3歳未満の子供を一時保護していたということです。 平田容疑者とその夫は保護の連絡を受けたときは了承していたということですがその翌日、児童相談所を訪れ「子供を返せ」などと叫び、持参していたアルコール消毒液を飲もうとするなど暴れていたため警察に通報したということです。 その後、警察は精神保健福祉法に基づき県佐賀中部保健福祉事務所に通報しましたが、事務所は入院の必要はないとして平田容疑者をその日のうちに家族に引き渡していました。 逮捕されている平田容疑者は2日昼すぎに、佐賀地方検察庁に送られる予定です。

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