【AFP=時事】スペインの警察は先週、大西洋上の麻薬密輸船から最大40ドンのコカインを押収した。押収量として過去最大の可能性もある。治安警察の主要な組合が4日、述べた。 治安警察の組合「AUGC」の関係者はAFPに対し、密輸船はスペイン・カナリア諸島沖の国際水域で拿捕され、20人が逮捕されたと述べた。 密輸船の船倉は麻薬で完全に埋め尽くされていたとされ、押収量は35~40トンと推定。「歴史的な押収」となったとしている。 密輸船は、シエラレオネの首都フリータウンを出発し、リビアのベンガジに向かっていた。 ただ、リビアで全量の荷下ろしが行われることは考にくいとされ、これまでの傾向から、麻薬を欧州で流通させるために小型船に積み替えられる予定だったとみられている。 AUGCの関係者は、積載されていた麻薬の量から「単一の港での荷下ろしは多くの疑念を引き起こすため、多くの船や異なる港が必要となる」とし、「国際的なネットワークを通じて調整されていた可能性が高い」と指摘した。 フェルナンド・グランデマルラスカ・ゴメス内相は、AFPを含む記者団に対し、この押収量は「国内だけでなく国際的にも最大級」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。スペインの治安警察も、捜査の詳細について確認を拒否している。 スペインは、中南米との密接な関係と、大麻生産国であるモロッコに近いことから、麻薬密輸における欧州の主要な玄関口となっている。【翻訳編集】 AFPBB News