「かけ子」集めたか カンボジア拠点特殊詐欺 3容疑者再逮捕

カンボジアを拠点にした特殊詐欺事件で、富山県警など5つの合同捜査本部は、宮城県の男など3人の容疑者を逮捕しました。逮捕は3回目です。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、宮城県仙台市の自営業 髙橋卓冬容疑者(23)と、宮城県石巻市の漁師の16歳の少年、犯行当時20歳未満だった東京都練馬区の会社員の男の3人で、逮捕は3回目です。 合同捜査本部によりますと、3人の容疑者は、詐欺の電話をかける実行役の「かけ子」役を集めて、カンボジアへ渡航させる勧誘役とみられるということです。 その上で、勧誘された「かけ子」らが、去年6月から8月の間に警察官などをかたって、うその電話をかけるなどして福岡県の70代の女性と80代の男性から、合わせて2250万円をだまし取った疑いがもたれています。 一連の事件では去年10月に、富山市の40代女性が160万円をだまし取られる被害に遭ったということです。

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