児童福祉施設「乳児院みどり園」55歳職員殺害事件 逮捕の28歳女を殺人などの容疑に切り替えて送検

5月31日の夕方、佐賀市の児童福祉施設で、55歳の女性職員が包丁で切りつけられ、殺害された事件の続報です。 逮捕された女が、事件当日に誕生日を迎えた娘と面会するために、施設を訪れていたことがわかりました。 奥田千里 記者 「平田容疑者を乗せた車が警察署から出てきました。これから身柄が検察庁に送られます」 佐賀県武雄市の会社員、平田ミル容疑者(28)。 6月2日、殺人未遂容疑から殺人と銃刀法違反の容疑に切り替えられて佐賀地検に送検されました。 平田容疑者は5月31日の夕方、佐賀市金立町にある「乳児院みどり園」で、職員の川原千恵さん(当時55)の両腕などを包丁で切りつけ、殺害した疑いが持たれています。 警察の取り調べに対し、「記憶に無いから分からない」などと供述しているということです。 平田容疑者の夫によりますと、乳児院には夫婦の娘が保護されていて、平田容疑者は事件当日、「娘が2歳の誕生日だから会いにいく」と夫に伝え、施設を訪れていたということです。警察が当時の状況や動機などを詳しく調べています。

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