1932(昭和7)年 小津安二郎監督のサイレント映画『生れてはみたけれど』封切り。「会社で一番偉い」と思っていた父親が、実際は上司に卑屈な態度をとっていることを知り、わんぱく兄弟が反発する。子供の視点で大人の世界の哀歓を描いたコメディー。「キネマ旬報」の日本映画ベスト10で第1位。小津作品は33、34年にも首位に輝き、注目を集めた。
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1932(昭和7)年 小津安二郎監督のサイレント映画『生れてはみたけれど』封切り。「会社で一番偉い」と思っていた父親が、実際は上司に卑屈な態度をとっていることを知り、わんぱく兄弟が反発する。子供の視点で大人の世界の哀歓を描いたコメディー。「キネマ旬報」の日本映画ベスト10で第1位。小津作品は33、34年にも首位に輝き、注目を集めた。