住宅の屋根に上って瓦を壊し「前の業者がずさんな工事をしているので工事が必要」とウソをついて、修理代金をだまし取ったとして、会社役員の男ら3人が逮捕されました。 詐欺や建造物損壊などの疑いで2日、逮捕されたのは、北九州市小倉北区の会社役員、西銘祐二容疑者(29)と、同じ会社の従業員の男2人です。 西銘容疑者らは去年6月、北九州市八幡東区で女性の自宅の屋根に上って瓦を壊した上、「前の業者がずさんな工事をして屋根が壊れているので工事が必要」とウソをついて、修繕工事の代金として75万円をだまし取った疑いです。 警察によりますと、西銘容疑者らは同様の手口で数千万円をだまし取ったとみられています。 関東で起きた同様の手口による詐欺事件で、匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウの関与が確認されていることから、警察はトクリュウの関与も視野に調べています。