県が行う新型コロナウイルスのPCR検査の無料化事業で、うその報告をするなど不正な方法で補助金およそ825万円をだまし取ったとして、警察は男3人を逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、川越市大袋新田の自称会社員 内田大騎容疑者(27)ら男3人です。 3人は、2022年12月、新型コロナウイルスのPCR検査を無料で受けられる県の事業でうその報告をするなど不正な方法で、県から補助金およそ825万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、3人は検査名義人とは異なる人物から採取された唾液を検体にしていたということです。 警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。 だまし取った補助金は最大で1億2200万円ほどに上るとみられ、警察は全容解明に向け捜査しています。