象牙をマンモスの牙と偽り、インターネットオークションサイトで販売したなどとして、警視庁生活環境課は4日までに、不正競争防止法と種の保存法違反の疑いで、象牙販売店「醍醐象牙店」の元社長醍醐信昌容疑者（58）＝埼玉県草加市氷川町＝ら男女4人を逮捕し、従業員ら3人を書類送検した。 いずれも容疑を認めている。 2022年10月からの約2年間で計約1億9000万円を売り上げていたという。同課は同日、法人としての販売店の運営会社も書類送検した。 逮捕容疑は22年10月～23年11月、ワシントン条約などで取引が原則、禁止されている象牙の端材をマンモスの牙と偽り、オークションサイトで4人に販売するなどした疑い。