これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむが神髄を紡ぐ連載の第118回。 桐貴清羽さん(25)は現在はフリーライターなどを生業とするフリーランスだが、元舞妓という少し変わった前職を持つ。 2022年にX(当時はTwitter)に16歳で酒を浴びるように飲まされ、混浴を強いられそうになったという舞妓の世界の闇を投稿した。投稿は、12万リツイート(※当時の呼称に基づく)という、とてつもなく大きい反響を呼んだ。