『検察庁や検察官の仕事を知って』高知地方検察庁の検事正が初めて大学生に特別講義【高知】

高知県内の大学生に検察庁や検察官の仕事について知ってもらおうと6月4日高知地方検察庁の検事正が初めて特別講義をしました。 高知県立大学の永国寺キャンパスで特別講義をしたのは、高知地方検察庁のトップ・水本和彦検事正です。検事の仕事に興味をもってもらおうと初めて行ったもので講義ではまず検察庁の役割や業務内容をはじめ刑事事件の流れや手続きについて説明しました。 ■水本和彦検事正 「身柄を検察庁に送られたとか刑事送検になったとか聞いたことありますよね。どういう意味かって言うと警察と第1次捜査機関が事件にした書類とか記録、そして逮捕した場合は身柄元を検察官に送ることを送検と言います」 また、県内でも相次いで発生している特殊詐欺事件の実例を紹介し「儲かると思って手を出すと簡単に事件に巻き込まれる」と注意を促しました。 講義には約40人が出席し、貴重な話に熱心に耳を傾けていました。高知地方検察庁では今後も大学生に向けた講義を続けていくとしています。

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