東名車転落の男から「違法薬物」検出 “育児放棄や虐待”で児童相談所に通告も 「子どもがいつも2人で遊んでいて親がいない」(静岡県警)

浜松市の東名高速に転落した車を放置して逃走し、無免許運転などの疑いで男(47)が逮捕された事件で、男の体内から「違法薬物」が検出されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 自称・御前崎市の無職の男(47)は、6月1日、浜松市中央区で無免許で車を運転し、東名高速に転落した車を放置して逃走した疑いで逮捕・送検されています。 容疑者の男は約10年前に起こした「ひき逃げ事件」により運転免許を取り消されていて、事故の後、児童2人を車に残し現場から立ち去っていました。 その後の警察の調べで、容疑者の男の体内から「違法薬物」の陽性反応が出たことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。 また、事件を巡っては、交際相手の女(34)が容疑者の男をかくまったとして逮捕・送検されていて、置き去りにされた児童はこの女(34)の子どもでした。 関係者によりますと、「育児放棄や虐待を受けている可能性がある」と児童相談所に通告されていたということです。 (女を知る人) 「“育児放棄”のような感じはあったと思う。子どもがいつも2人で遊んでいて親がいない。心配なので見ていた、近所だから。(女が)朝帰ってくることもあった。近くのコンビニで会うと、酒を買って帰ることもあった」 警察は容疑者の男が逃走した理由などを詳しく調べています。

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