宮城県岩沼市の海岸で、保育士の女性を殺害した疑いで逮捕された男が、否認から一転、容疑を認めたことが捜査関係者への取材で分かりました。 岩沼市の無職・佐藤蓮真容疑者は4月12日夜、岩沼市の防潮堤の上で、太白区の保育士・行仕由佳さんを刃物で複数回刺し、殺害した疑いがもたれています。 警察によりますと、佐藤容疑者の自宅近くにある公園の茂みの中からは凶器とみられるナイフが見つかっていましたが、捜査関係者によりますと、ナイフから検出された血液は行仕さんのDNA型と「矛盾しない」ことが確認されたということです。 また、警察の調べに対し、佐藤容疑者は4日まで黙秘や否認をしていましたが、5日、すべての容疑を認めたことが捜査関係者への取材で分かりました。 仙台地検は6日、起訴について判断する方針です。