「宝くじの高額当選を占いで引き当てる」と嘘を言い、熊本県内の70代の女性から現金など約750万円をだまし取ったとして、男女8人が東京の警視庁に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、職業不詳の青木雄也(あおき・ゆうや)容疑者(44)ら男女8人です。 青木容疑者ら8人は、2024年5月下旬から2025年3月上旬までの間に、占い師を装い、熊本県に住む70代の女性に「占い鑑定で宝くじの高額当選を必ず引き当てることができる」などと嘘を言い、350回以上にわたり現金など約750万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、8人は女性を占いサイトに誘導した後、「宝くじが当選する日や番号が分かる」などと伝え、「鑑定料としてポイントが必要」と言い、ポイント購入費として現金などをだまし取っていたということです。 警視庁は、8人が同じ様な手口で全国の10人ほどから現金など約5000万円以上をだまし取ったとみて、余罪も調べる方針です。