不同意わいせつなどの疑いで書類送検の男性巡査部長を懲戒免職 被害者保護を理由に公表せず (静岡県警)

静岡県東部の警察署に勤務していた40代の男性巡査部長が不同意わいせつなどの疑いで書類送検されその後、懲戒免職となっていましたが、県警は公表してなかったことがわかりました。 懲戒免職となったのは、県東部の警察署に勤務していた40代の男性巡査部長です。 捜査関係者によりますと、男性は2024年、身内女性の体をさわるなどした不同意わいせつと盗撮した疑いで書類送検されていました。 男性は警察の調べに対し、容疑を認めていましたが、被害者側が被害申告をしなかったことなども踏まえ、静岡地検は不起訴処分としました。 通常、県警の職員が懲戒免職となった場合は公表されますが、今回は公表されませんでした。県警はその理由を「被害者のプライバシーに配慮した」と説明した上で、警察庁の懲戒処分の発表指針を参考に判断したということです。 県警の不祥事をめぐっては9日、静岡中央警察署の地域課に所属する巡査の男が酒気帯び運転をした疑いで逮捕されるなど、県警の警察官は2025年に入って4人逮捕されているほか、6日には高速隊に所属する男性巡査部長が車を盗まれ、規則に反して持ち出した個人情報が記載された捜査資料などを一時紛失したと発表していました。

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