【速報】TOEIC不正受験 京大院生の中国籍の男を再逮捕 今年3月にも他人になりすまして受験しようとしたか 組織的な犯行か 警視庁

TOEICの試験を他人になりすまして受けようとしたなどとして中国籍で京都大学大学院生の男が逮捕された事件で、警視庁は男が今年3月の試験でも同様の犯行を行ったとして再逮捕しました。 有印私文書偽造などの疑いで再逮捕されたのは、中国籍で京都大学大学院2年生・王立坤容疑者(27)で、今年3月中旬、東京・新宿区でおこなわれたTOEICの試験を他人になりすまして受けようとした疑いがもたれています。 TOEICは居住地によって受験会場が割り当てられる仕組みで、捜査関係者によりますと、この日の試験には王容疑者と同じ住所で10人が試験の申し込みをしていたということです。王容疑は取り調べに黙秘しているということです。 王容疑者をめぐっては、先月中旬にも板橋区の試験会場で同様の犯行をしようとしたなどとして逮捕されていて、王容疑者はマスクに隠した小型マイクで、同じ試験会場にいた人物に解答を伝えようとしてたとみられています。 この試験には、王容疑者と同じ住所で43人が試験の申し込みをしていたということです。 王容疑者は取り調べに、「去年の冬頃、『試験を受けたら報酬を渡す』という中国語のメッセージが届いた」と供述していました。 カメラと通信機能の付いたスマートグラスやスマートフォン3台を所持していたこともわかり、警視庁は王容疑者が他の受験者などとやり取りをしようとしていたかについて調べています。 警視庁は組織的な不正受験が行われていたとみて、王容疑者に指示していた人物を追うなどして全容解明を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加