福祉施設に入所する父親を無断で連れ出そうとし、止めに入った男性の腕を殴った疑い 無職の女(31)を逮捕 犯行当時“アルコールが入り興奮気味だった”【高知】

高知市内の福祉施設で50代男性に暴行を加えた疑いで、無職の女(31)が逮捕されました。女は入所する父親を無断で外に連れ出そうとし、止めに入った男性の腕を殴ったといい、警察が事件の経緯を調べています。 逮捕されたのは住居不詳の無職の女(31)です。高知警察署の調べによりますと女は6日午後3時ごろ、高知市内の福祉施設で、50代男性に暴行を加えた疑いが持たれています。 施設の職員から「利用者の娘さんが怒鳴っている」と警察に通報があり、警察が施設に向かう途中、女が小さめの紙パックのお酒1つが入ったビニール袋で男性の左腕を殴ったということです。現場に到着した警察が目撃した福祉施設の職員らに事情を聞き、女を現行犯逮捕しました。男性にけがはありませんでした。 施設には女の父親が入所していて、女は面会のため福祉施設を訪問した際、父親を許可なく外に連れ出そうとし、止めに入った男性とトラブルになったということです。 女は犯行当時、「アルコールが入っていて興奮気味だった」といい、殴ったことに対して「いいえ」と容疑を否認する供述をしているということです。警察は暴行に至った経緯や過去にも2人の間でトラブルがあったかなど詳しく調べています。

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