酒を飲んだ状態で車を運転したとして、きのう、寒河江市の職員の男が逮捕されました。 男は市が共催して行ったイベントの実行委員で、打ち上げのあとに運転していました。 市はきょう会見を開き陳謝しています。 酒気帯び運転の疑いできのう逮捕されたのは、寒河江市上下水道課の職員の男(25)です。 警察によりますと男は、きのう午前3時ごろ、酒を飲んだ状態で車を運転した疑いがもたれています。 男は、寒河江市内で軽乗用車を運転中に縁石にぶつかる事故を起こし、近隣住民からの110番通報で駆け付けた警察官が酒のにおいに気が付いたということです。 検査で男からは呼気1リットル当たり0.25ミリグラム以上のアルコールが検出されたということです。 男は容疑を認めています。 ■市は会見で陳謝 副市長「市民の皆さまをはじめ、関係各位にご心配をおかけしましたことを申し訳なく思っております」 これを受けきょう寒河江市は会見を開きました。 市によりますと男は、市の職員の傍ら、およそ3年前から寒河江青年会議所で活動していて、今月7日に寒河江市で開かれたサイクリングイベント「ツール・ド・さくらんぼ」の実行委員を務めていました。 イベント終了後の夜に寒河江市内で行われた打ち上げに参加し、青年会議所のメンバーと午前1時30分ごろまで酒を飲んでいたということです。 打ち上げのあと、男は「歩いて帰る。車を置いて帰る」などと話していたということです。 処分について市は刑事処分が決定してから今後検討していくとしています。