「闇バイトの募集方法を逆手に取って…」前警察庁長官・露木康浩が10年以上温めていた“トクリュウ撃退”の秘策とは?

特殊詐欺が約720億円、SNS型投資詐欺が約870億円、SNS型ロマンス詐欺が約400億円(いずれも2024年の年間被害額)ーー。 「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」と呼ばれる反社会的集団による犯罪が増加する一方だ。昨年夏以降に首都圏で頻発した一連の「闇バイト強盗事件」も、トクリュウが関与する犯罪の代表例といえる。 今年1月まで警察庁長官を務め、任期中、トクリュウ対策に尽力した露木康浩氏が、闇バイト強盗事件の指示役を捕まえるための、新たな捜査手法「仮装身分捜査」を導入した経緯を、月刊『 文藝春秋 』7月号(6月10日発売)の インタビュー で明かした。

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