ことし3月、吉川市の路上で、人材派遣会社の社長の顔にスパイスの粉を塗りつけて、現金が入ったバッグを奪おうとしたとして逮捕されたインド国籍とネパール国籍の男4人の身柄が10日、さいたま地検に送られました。 強盗致傷の疑いで逮捕・送検されたのは、インド国籍で、茨城県結城市の無職、シャルマアマン容疑者(31)らインド国籍とネパール国籍の男4人です。 警察によりますと、4人はことし3月14日、吉川市の路上で、人材派遣会社で社長を務める52歳の男性の顔にスパイスの粉を塗りつけ、現金およそ780万円が入ったバッグを奪おうとし、目に全治およそ2週間のけがをさせた疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしていません。 事件当日は、会社の給料日だったということで、金に困り犯行に及んだ可能性もあるとみて、警察が詳しく調べています。