日大重量挙部元監督を逮捕 入学金名目などで現金詐取か

日本大学の重量挙部の元監督が入学金などの名目で現金をだまし取ったとして、警視庁に10日午前、逮捕されました。警視庁クラブから報告です。 (社会部・加藤聖也記者報告) 日本大学が去年7月に不正を発表してからおよそ1年後に元監督が逮捕される事態となりました。 日本大学重量挙部の元監督・難波謙二容疑者(63)は2022年12月、重量挙部に入部予定の学生の保護者4人から現金およそ205万円をだまし取った疑いが持たれています。 警視庁によりますと、難波容疑者は保護者らに「入学金や授業料が必要」などと嘘を言って、部の口座に金を振り込ませていたということです。 200万円以上被害 日本大学重量挙部OB 「ある程度まとまった頭金が必要ということで、当時母は定期預金とか解約して入れたと聞いている。教育者なのが信じられない」 男性コーチが口座から金を引き出し、難波容疑者が金を受け取っていて、自家用車のコーティング代などに充てられていたとみられています。

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