航空自衛隊は10日、16歳未満であることを知りながら少女とみだらな行為をしたとして、千歳基地の20代の3等空曹を懲戒免職としました。 懲戒処分を受けたのは、千歳基地の北部高射群第10高射隊に所属する20代の3等空曹です。 航空自衛隊によりますと、3等空曹は2月7日午後10時ごろから8日午前7時ごろまでの間、旭川市内のホテルで16歳未満の少女と知りながら性交しました。 3等空曹は2月9日、不同意性交の疑いで逮捕されていて、警察署から航空自衛隊の部隊に連絡があったということです。 警察によりますと、少女は福岡県に住んでいて、3等空曹とはSNSを通じて知り合っていました。 航空自衛隊は6月10日付で、この3等空曹を懲戒免職としました。 航空自衛隊の聞き取りに対し、3等空曹は「処分を重く受け止め、深く反省しています」と話しているということです。 第2航空団司令と千歳基地司令の田中信隆空将補は「このような事案が生起したことは誠に遺憾です。また、国民の皆さまのご期待を裏切るような事案を生起させてしまい、大変申し訳なく思っています。繰り返し、指導教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。